正式には「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」といい、公益社団法人日本皮膚科学会が公表している診療の指針です。国内外の研究の蓄積を専門家が評価し、内服・外用・注入療法・植毛といった治療法ごとに推奨の度合いを整理した文書で、医師が治療方針を考える際の共通の土台という枠組みです。改訂されるため、参照するときは最新版を確認します。
買う直前の人にとっての使い方は、クリニック広告の「物差し」にすることです。広告が主力に据える治療がガイドラインでどう位置づけられているかを照らすと、推奨の裏づけが厚い治療と、そうでない高額メニューの区別がつきます。個別の推奨度は改訂で変わりうるため本稿では書きません。発行元の公表物にあたるのが型です。もうひとつの落とし穴は、推奨と保険適用は別の話だという点です。