おとり物件は、実際には契約できない、あるいは存在しない好条件の物件を広告に掲載し、問い合わせや来店を促すためのおとりとして使う手口です。相場より明らかに安い、条件が良すぎる物件で客を集め、来店すると今申し込みが入ったなどと言って別の物件を勧める、という流れが典型とされます。実際には取引する意思のない物件を広告に載せるおとり広告は、景品表示法などで規制される不当な表示に当たります。
見分ける手がかりは、周辺の相場とかけ離れて安い、同じ物件が複数の会社で条件違いで出ている、問い合わせると決まって別の物件を勧められる、といった点です。落とし穴は、好条件に焦って来店の予約を急いでしまうこと。掲載され続けているのにたった今埋まったと繰り返されるなら疑う理由になります。不当な広告に遭ったと感じたら、消費者庁や消費生活センターに情報を寄せる窓口があります。