ランニングシューズは「どのモデルが人気か」より、どのタイプが自分の走り方に合うかが先。厚底クッションからカーボンレーシングまで、目的で「正解」は変わる。
結論(早見)
見る軸はクッション・反発・軽さ・安定性・汎用性・価格の6つ。初心者や故障予防ならクッションと安定性、レース本番なら反発と軽さ。まず下の表で当たりをつけ、ランニングシューズ 判定エンジンで自分の重みをかけて採点を。
| タイプ | 得意 | 向く人 |
|---|---|---|
| デイリートレーナー | 万能・耐久 | 毎日のジョグ・最初の1足 |
| クッションマックス(厚底) | 衰撃吸収が強い | 脚を守りたい・ロング走 |
| テンポ | 軽量で適度な反発 | ペース走・インターバル |
| カーボンレーシング | 推進力が高い | レース本番・自己ベスト狙い |
| 安定性(スタビリティ) | ぶれにくい | 内側に倒れ込むクセ |
| トレイル | グリップが強い | 山道・不整地 |
もっと深く:厚底とカーボンのこと
近年のレースシーンを変えたのがカーボンプレート+高反発フォームの「スーパーシューズ」。推進力は高いが、価格は高く耐久は短めで、毎日履くものではない。さらに厚底化には上限があり、世界陸上競技連盟(World Athletics)の規定で、ロード用のソール厚は40mmまで(トラック種目はもっと薄い)と定められている。つまり「どこまでも厚く」はできない。
ドロップ(つま先とかかとの高さの差)も選び方の軸。差が大きいとかかと着地で走りやすく、小さい(低ドロップ)とフォアフット寄りの自然な接地になるが、ふくらはぎに負担がかかりやすい。急な乗り換えは故障のもと。
本記事は一般的な情報です。足の形・接地・故障歴により合うタイプは異なります。痛みが続く場合は無理せず専門家(整形外科等)にご相談を。
用語
- スタック高
- ソール(靴底)の厚み。高いほどクッションは増えるが、高すぎると不安定になりやすい。
- ドロップ
- つま先とかかとのソール厚の差(mm)。接地のくせや負担のかかり方に関わる。
- オーバープロネーション
- 着地時に足首が内側へ倒れ込む動きが大きいこと。安定性シューズがそれを抑える。