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ペイオフとは?銀行が破綻したら預金はいくら戻る

「1人1行あたり1,000万円まで」の本当の意味。決済用預金・外貨預金・名寄せ・複数行分散まで、一次情報で。

更新 2026-06-09 ・ 関連州: netbank

#預金保険・ペイオフ#金融#お金#ネット銀行

銀行が破綻しても、預金がゼロになるわけではない。日本には預金保険制度(ペイオフ)があり、一定額までは確実に戻る。怖がるためでなく、いくらまで・何が守られるかを正しく知るために。

結論(早見)

守られるのは原則、1金融機関・預金者1人あたり「元本1,000万円+破綻日までの利息」まで。ただし無利息・要求払いの『決済用預金』は全額保護外貨預金は対象外。同じ銀行の複数口座は名寄せで合算されるので、1,000万円を超える資金は銀行を分けるのが基本です。

1金融機関・預金者1人あたり元本1,000万円+利息=全額保護超過分は配当次第(カットも)決済用預金(無利息・要求払い・決済可)=全額保護外貨預金・投資信託・元本補填なしの商品=保護対象外
緑=保護、赤=1,000万円超の一般預金(破綻処理の配当に依存)、灰=対象外。預金保険機構・金融庁の整理にもとづく。

守られる/守られないもの(早見表)

区分扱い
当座預金・無利息型普通預金(決済用預金)全額保護
利息のつく普通預金・定期預金・定期積金など元本1,000万円+利息まで保護
外貨預金対象外
譲渡性預金(CD)・元本補填のない金銭信託対象外
投資信託・国債・保険(銀行で買ったもの)預金保険の対象外(別制度)

深掘り

「1,000万円」は銀行ごと。 同じ銀行に複数口座があっても、名寄せで1人分として合算されます。逆に別の金融機関に分ければ、それぞれで1,000万円+利息が保護されます。まとまった現金は2〜3行に分散するのが定石。ネット銀行 判定エンジンで、金利と手数料のバランスから分散先を選べます。

ネット銀行も対象。 預金保険の対象は「日本国内に本店のある銀行・信金・信組など」。多くのネット銀行も加入しており、ペイオフの仕組みは店舗型と同じです(外国銀行の在日支店や、銀行の海外支店は対象外)。

ペイオフが実際に発動した例。 2010年の日本振興銀行の破綻では、戦後初めてペイオフが発動し、1,000万円を超える部分は破綻処理の配当に委ねられました。「制度はあるが使われない」ではなく、実際に上限が効くということです。

使う口座と貯める口座。 給与受取や引き落とし中心なら利便性、まとまった資金は金利と分散で。投資に回す前の待機資金の置き場所としても、保護上限は意識する価値があります。

預金保険制度
金融機関が破綻したとき、預金者を一定額まで保護する公的な仕組み。日本では預金保険機構が運営。
名寄せ
同一金融機関内の同一預金者の預金を、保護限度額の判定のために合算すること。
決済用預金
無利息・要求払い・決済サービスの3条件を満たす預金。全額保護される。
本記事は制度の一般的な情報提供であり、個別の金融・投資助言ではありません。保護の範囲や金額は法改正で変わることがあります。最新の正確な内容は、預金保険機構・金融庁の一次情報および各金融機関の表示でご確認ください。

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参考文献・出典

  1. 預金保険機構「保護の範囲」(元本1,000万円+利息/決済用預金は全額保護/名寄せ). dic.go.jp/yokinsha/page_000016.html
  2. 金融庁「預金保険制度(ペイオフ)」(対象金融機関・対象預金・外貨預金は対象外). fsa.go.jp/policy/payoff/
  3. 金融庁「預金保険制度で保護される預金等は?」(保護対象/対象外の区分・PDF). fsa.go.jp/policy/payoff/02.pdf
  4. 各行の決済用預金・外貨預金の扱いは編集部整理(2026-06)。最新は各金融機関の表示で確認。

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