同じケガ・同じ通院でも、慰謝料はどの「物さし」で計算するかで金額が大きく変わる。一般に自賠責基準<任意保険基準<弁護士基準(裁判基準)の順で高くなる。
- 自賠責基準
- 強制保険の最低補償。国の支払基準で入通院慰謝料は1日4,300円(2020年4月1日以降の事故)。最も低め。
- 任意保険基準
- 加害者側の保険会社の社内基準(非公開)。自賠責に少し上乗せした程度のことが多い。
- 弁護士基準(裁判基準)
- 過去の裁判例にもとづく相場。「赤い本」(民事交通事故訴訟損害賠償額算定基準)が代表で、最も高い。
保険会社の最初の提示は低い基準のことが多いため、弁護士基準での交渉により増額する余地があるケースが多い。
一般的な情報であり法的助言ではない。実額は事故態様・過失割合・後遺障害等級で変動。