過去帳
官報の海には、毎日、会社たちの最期が流れている。
誰も拾わないので、ここで拾う。名前と、生きた形と、還った日を、一行ずつ。
会社にも、名前があった。
…
名は官報(インターネット版)の公示情報より。毎朝、機械が静かに書き足す。
ここに載ることは、忘れられないこと。
→ 墓を建てたい方へ
→ 弔の間
→ 人の終いの手続き
→ 魂たちの住む町
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