MNP(携帯電話番号ポータビリティ)は、電話番号を変えずに別の会社へ乗り換える仕組みです。「番号が変わるのが面倒」で乗り換えを止めていた人ほど、知ると一気にハードルが下がります。2023年に始まったMNPワンストップで、対応会社同士なら以前より手続きが大幅に簡単になりました。
乗り換えの5ステップ
- 乗り換え先を決める:料金・速度・特典で比べて、自分に合う一本を選びます(→ SIM・通信の判定エンジン、特典は 総額シミュレーターで)。
- MNP予約番号(必要な場合のみ):ワンストップ対応の会社同士なら予約番号は不要で、申込画面から直接乗り換えられます。非対応の相手なら、今の会社で「MNP予約番号」を取得します(有効期限あり・後述)。
- 申込・本人確認:乗り換え先で申込み、本人確認書類をアップロード。多くはオンラインで完結します。
- SIM/eSIMを受け取る:物理SIMは郵送、eSIMなら最短即日で受け取れます。
- 回線を切り替える:開通手続き(Webやアプリ)をすると、古い回線が止まり新しい回線が使えるようになります。これで完了です。
つまずきやすい所(落とし穴)
- MNP予約番号の有効期限:取得後おおむね15日。期限が切れると取り直しです。ワンストップ対応なら、そもそも予約番号が不要。
- 端末がそのまま使えるか:手持ちのスマホで乗り換える場合、対応バンド(周波数)とSIMロック解除を確認。今は原則SIMロックなしですが、古い端末は要確認。
- 解約金:今はほぼ撤廃されていますが、古いプランは確認を(→ 縛り・解約金)。
- キャリアメールが使えなくなる:会社のメール(@docomo等)は乗り換えで使えなくなります。必要なら有料の持ち運びサービスか、Gmailなどフリーメールへ。
- タイミング:多くは日割りされず、乗り換え月は両社の料金が一部重なることがあります。月初・月末のどちらが得かはプラン次第。
- 支払い・名義:クレジットカードや本人名義が必要なことが多い。家族名義の番号は事前に確認を。
結局、何から?
まず「どこへ乗り換えるか」を決めるのが先です。料金・通話・速度・経済圏で比べて、自分に合う一本を選んでください。乗り換え自体は、今やオンラインで数十分。番号も、使い方も、変わりません。