累積罹患リスクとは、ある年齢までにある病気(例:がん)と診断されるおおよその確率を、その時点の罹患率から計算したものです。「日本人の2人に1人が生涯でがんになる」という表現は、この生涯累積罹患リスク(国立がん研究センターの2023年データで男性61.1%・女性50.1%)に基づきます。あくまで集団全体の平均的な確率であり、個人の生活習態・家族歴・年齢でリスクは上下します。また「かかる確率」と「亡くなる確率」は別物で、多くのがんは早期発見で治療可能です(全がんの5年相対生存率は男女計で約64%)。保険の必要性を考えるときは、罹患リスクだけでなく、生存率と治療の長期化もあわせて見るのが適切です。