AGA(男性型脱毛症)の治療はメニューが多くて混乱しやすいが、薬の働きは大きく「抜け毛を止める(守り)」と「発毛を促す(攻め)」の2系統に分かれる。ここを分けると、自分に必要なのがどちらか、費用がどこにかかるかが見えてくる。
結論(早見)
①フィナステリド/デュタステリドは、抜け毛の原因物質(DHT)を作る酵素を抑える「守りの薬」。進行を止めるのが主目的。②ミノキシジルは毛包に働いて発毛を促す「攻めの薬」。外用(塗る)と内服(飲む)があり、内服は日本では適応外使用。③多くの治療は守り+攻めの併用。守りだけでは増えにくく、攻めだけでは抜け続けるため。④効果の判定には最低6か月が目安。初期脱毛(開始直後に一時的に抜ける)は珍しくない。⑤自由診療なので費用は院で差が大きい。継続前提の治療なので月額と通院頻度で比べる。
薬の役割
| 薬 | 役割 | 形 | ひとこと |
|---|---|---|---|
| フィナステリド | 守り(DHT抑制) | 内服 | 進行を止める定番 |
| デュタステリド | 守り(より強くDHT抑制) | 内服 | フィナステリドで不十分な時 |
| ミノキシジル外用 | 攻め(発毛促進) | 塗る | 市販薬もある |
| ミノキシジル内服 | 攻め(発毛促進) | 飲む | 日本では適応外・要医師管理 |
深掘り
「守り」を外すと元に戻る
フィナステリド等は飲み続けている間だけ効果が続く。やめるとDHTが再び作られ、数か月〜1年で元の進行に戻るのが一般的。増えた後も守りは継続前提と考えておく。
女性・未成年には使えない薬がある
フィナステリド/デュタステリドは男性用で、女性(特に妊娠可能年齢)や未成年は禁忌。女性の薄毛は原因が異なることが多く、治療の系統も別になる。自己判断で家族の薬を使わない。
個人輸入は避ける
安く見える個人輸入薬は、成分量の不確かさや偽造品のリスクがあり、副作用時に医師のフォローがない。AGA治療は継続と副作用管理が要なので、医療機関での処方が基本になる。
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※本記事は情報提供であり、医療上の助言ではありません。適応・禁忌・副作用は医師にご相談ください。当サイトの州ページには広告(成果報酬型)の導線が含まれることがありますが、判定・順位には影響しません。