太陽光発電の見積もりは、パネルの枚数も容量も業者ごとに違うので、総額をそのまま並べても比較にならない。プロが最初に見るのは「1kWあたりいくらか」という単価と、20年動かすためのパワコン(パワーコンディショナ)の保証だ。
結論(早見)
①見積総額をシステム容量(kW)で割った単価に直すと、はじめて業者間で公平に比べられる。②パネルは25年前後もつが、パワコンの寿命は10〜15年で交換前提。この交換費が総コストに効くので、保証年数を必ず確認する。③「今だけ」「モニター価格」は太陽光の訪問販売で最も相談の多い勧誘文句。その場で契約せず複数社の相見積りが基本。④屋根の向き・角度・影で発電量は大きく変わる。年間発電量の試算根拠(日射量データ)を出せる業者は信頼できる。
見積もりで見る3行
| 見る項目 | なぜ効くか | 目安 |
|---|---|---|
| 1kWあたり単価 | 容量が違っても比較できる | 相見積りの中央値と比べる |
| パワコン保証年数 | 10〜15年で交換費が発生 | 長いほど総コスト有利 |
| 年間発電量の根拠 | 屋根条件で大きく変動 | 日射量データの提示があるか |
深掘り
「モニター価格」は急がなくていい
国民生活センターには太陽光発電の訪問販売トラブルが継続的に寄せられている。相場を知らないまま即日契約するのが最大のリスク。単価に直して複数社を比べれば、極端に高い/安い見積もりはすぐ浮かぶ。
蓄電池をセットにすると総額は跳ねる
停電対策で蓄電池を同時提案されることが多いが、蓄電池は本体が高く、単体の投資回収は長い。太陽光と蓄電池は分けて損得を見るのが安全。蓄電池だけの比較は当サイトの蓄電池星空で。
売電価格(FIT)は年々下がっている
固定価格買取制度(FIT)の単価は制度開始以来下がり続けており、「売って儲ける」より自家消費で電気代を減らす設計が主流になっている。試算は最新のFIT単価で。
▶ 太陽光の星空で、あなたの重視点から比べる(判定のあとに、無料の相見積り窓口も置いてある)
※本記事は情報提供であり、特定業者の推奨ではありません。発電量・単価は屋根条件と時期で変わります。当サイトの州ページには広告(成果報酬型)の導線が含まれることがありますが、判定・順位には影響しません。