ナトリウムは、体の水分バランスと神経・筋肉の働きに欠かせないミネラル。不足しても困るが、現代人の問題はほぼ常に“とり過ぎ”だ。摂取源の大半は食塩(塩化ナトリウム)で、食塩1gのうちナトリウムは約0.4g。逆算は「ナトリウム量(g)×2.54=食塩相当量(g)」。
とり過ぎると、血液中のナトリウム濃度を薄めようと体が水をため込み、血液量が増えて血圧が上がる。高血圧は脳卒中・心臓病・腎臓病の最大級のリスク要因で、だからWHOは食塩を1日5g未満に抑えるよう勧めている。
対になるのがカリウム。野菜・果物・いもに多く、ナトリウムの排出を助けて血圧を下げる方向に働く。「減塩」と「カリウムを足す」はセットで効く。