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オメガ3(EPA・DHA)は1日どれくらい?科学が出した目安

魚の脂はどこまでが「目安」で、どこからが「摂りすぎ」か。EFSAの数字で見る。

更新 2026-06-07

#健康#栄養#科学#サプリメント

「魚を食べると体にいい」とはよく聞くけれど——では1日どれくらい摂ればいいのか。オメガ3(EPA・DHA)について、公的機関が出した数字を見てみよう。

結論(早見)

健康な成人の目安はEPA+DHAで1日250mg。これは欧州食品安全機関(EFSA)が「適正摂取量(AI)」とした量で、心臓の正常な働きを保つのに十分とされる。妊娠・授乳中は、これに加えてDHAを100〜200mg。摂りすぎ側は、EPA+DHA+DPAの合計で1日5gまでなら健康な成人で安全上の懸念は示されていない(EFSA)。

0250mg=1日の目安5000mg安全上の懸念なしの範囲(EFSA)
EPA+DHAの目安は1日250mg。EFSAは合計5g/日までを健康な成人で安全上の懸念なしと評価(妊娠・授乳中はDHAを別途追加)。図はEFSA評価+編集部整理。

どの魚・食品に多い?(目安)

食品EPA+DHA(目安)
まさば(焼き)1切れ 約80g約2,000mg
まいわし1尾 可食60g約1,000mg
べにざけ1切れ 約80g約500mg
ツナ缶(油漬)1缶 約70g約300mg
市販オメガ3サプリ1粒約300mg(製品差大)

つまり青魚を週2回ほど食べていれば、250mgの目安は食事で十分届く。

深掘り:迷いやすい点

サプリは必要? 魚をあまり食べないなら選択肢になる。ただし2〜4gの高用量は血圧・中性脂肪を狙う「治療的」な領域で、自己判断の常用は勧められない。

ALA(えごま・亜麻仁油)でも代わりになる? 体内でEPA・DHAに変換されるが効率は低い。確実なのはEPA・DHAを直接摂ること。

これは医療アドバイスではありません。持病・服薬(抗凝固薬など)がある方、妊娠中の方は、サプリ利用の前に医師・薬剤師へご相談ください。気になる症状があれば受診を。

用語

EPA
エイコサペンタエン酸。青魚に多い長鎖オメガ3脂肪酸。
DHA
ドコサヘキサエン酸。脳・網膜にも多く、胎児・乳児の発達に関わる。
適正摂取量(AI)
十分な科学的根拠で推奨量を定めにくいとき、健康維持に十分と判断される摂取量の目安。

関連:オメガ3脂肪酸(用語)ビタミンDは1日どれくらい?

参考文献・出典

  1. EFSA. Dietary Reference Values for nutrients — Summary report (2017)(EPA+DHAの適正摂取量=250mg/日ほか). efsa.europa.eu(PDF)
  2. EFSA NDA Panel. Scientific Opinion on the Tolerable Upper Intake Level of EPA, DHA and DPA. EFSA Journal 2012;10(7):2815(合計5g/日までは健康な成人で安全上の懸念なしと評価). doi:10.2903/j.efsa.2012.2815
  3. EFSA. EFSA assesses safety of long-chain omega-3 fatty acids(2012, プレス). efsa.europa.eu/press
  4. 食品別のEPA+DHA量は文部科学省「日本食品標準成分表」に基づく概算(編集部整理 2026-06)。

数字は出典つきのスナップショット。評価関数による透明な判定であり、特定製品の推奨ではない。Yohaku — 判定の都市。 ☕ この記事を応援する

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