ICL(Implantable Collamer Lens=眼内コンタクトレンズ)は、角膜を削るレーシック等とは異なり、自分の水晶体を残したまま虹彩の裏(後房)に薄いレンズを挿入して近視や乱視を矯正する手術です。コラマーという生体親和性の高い素材でできています。
最大の特徴は、強度近視まで対応でき、かつ可逆的なこと。度数が大きく変わったり問題が起きたりした場合は、レンズを摘出して元の状態に戻せます。米国FDAは2022年にEVO Visian ICLを近視(乱視を含む)の矯正用として承認しました。一方で眼内に手を入れる手術であり、費用は両眼で45〜70万円程度と高めです。適応や術式はオルソケラトロジーなど他の選択肢と比較して、必ず眼科専門医と相談して決めましょう。