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緑茶・カテキンは1日どれくらいまで?「飲むお茶」と「濃縮サプリ」の境目

お茶は安全。でも「EGCGを濃縮したサプリ」は別物——EFSAが示した肝臓リスクの境界線。

更新 2026-06-16

#緑茶・カテキン#健康#栄養#科学#サプリメント

毎日の緑茶は、ふつうに飲むぶんには安全。気をつけたいのはEGCGを濃縮したサプリメントだ。欧州食品安全機関(EFSA)は、ある量を超えると肝臓への負担が上がりうると評価した。

結論(早見)

EFSAの2018年評価では、サプリ由来のEGCGが1日800mg以上で血中の肝酵素(トランスアミナーゼ)が有意に上昇しうるとされた。一方で、ふつうに淹れた緑茶(インフュージョン)は通常の飲用量なら安全と評価されている。濃縮サプリは「飲むお茶」とは別物と考えよう。

0mg800mg通常の飲用は安全域サプリで要注意指標は「サプリ由来EGCG」の量。淹れたお茶とは分けて考える。
EFSAはサプリ由来EGCGが800mg/日以上で肝酵素上昇のリスクと評価。ただし「安全な上限を一つに特定できない」とも述べた(EFSA 2018)。

形態別のEGCGの目安

形態EGCGの目安EFSAの見方
緑茶(淹れたお茶)1杯で数十〜百数十mg※淹れ方で大きく変動伝統的な飲用なら安全と見なされる
濃縮サプリ製品により数百mg/日に達しうる800mg/日以上で肝酵素上昇のリスク
本記事は一般的な健康情報であり、医療アドバイスではありません。持病のある方・服薬中の方・妒娠中の方は、サプリ利用前に医師や薬剤師にご相談ください。気になる体調の変化があれば受診を。

深掘り:なぜ「サプリ」だけ問題なのか

EFSAは、介入試験(ヒトを対象にした臨床試験)の証拠から、高用量のEGCG(≏800mg/日以上)で肝酵素の有意な上昇が起き得ると結論した。一般にサプリは空腹時・高用量で摂りやすく、吸収や代謝の条件が「淹れたお茶」と異なる。一方、お茶としての飲用には長い食経験があり、通常量なら安全域と考えられている。

なお、お茶にはカフェインも含まれる。カフェインの上限はコーヒーは1日何杯まで?もあわせて。摂取の考え方は許容一日摂取量の考え方が参考になる。

用語

EGCG(エピガロカテキンガレート)
緑茶カテキンの主成分。抗酸化作用で知られる一方、濃縮サプリでの高用量摂取は肝臓リスクが指摘される。
トランスアミナーゼ(肝酵素)
AST/ALTなど、肝臓の状態を映す血液中の酵素。上昇は肝細胞のダメージを示しうる。

▶ カフェインの上限もあわせてチェック

参考文献・出典

  1. EFSA ANS Panel. Scientific opinion on the safety of green tea catechins. EFSA Journal 2018;16(4):5239(サプリ由来EGCG≧800mg/日で肝酵素の有意上昇、淹れた緑茶は通常飲用で安全と評価)。
  2. EFSA プレスリリース EFSA assesses safety of green tea catechins (2018-04-18). efsa.europa.eu/en/press/news/180418
  3. 1杯あたりのEGCG量は淹れ方で大きく変動するため目安(編集部整理 2026-06)。

数字は出典つきのスナップショット。評価関数による透明な判定であり、特定製品の推奨ではない。Yohaku — 判定の都市。 ☕ この記事を応援する

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