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ぽりまーひゅーむねつ

ポリマーヒューム熱

フッ素樹脂(PTFE)を高温で加熱したときに出る分解ガスを吸い込んで起きる、インフルエンザに似た一過性の発熱。

更新 2026-07-27 ・ 分野: 健康・科学

#フライパン・調理器具#健康#PFAS・有機フッ素化合物#科学

フッ素樹脂(PTFE)は常温では極めて安定な物質だが、高温にすると分解し、ガスを出す。このガスを吸うと、数時間後に発熱・悪寒・頭痛・胸の圧迫感といったインフルエンザ様の症状が出ることがある。これがポリマーヒューム熱(polymer fume fever)で、症状はふつう1〜2日で自然に治まる。

臨床の総説では、おおむね300〜450℃の加熱で生じる分解生成物が原因とされ、それ以上の温度域ではより有害な分解生成物が生じうるとされる。フライパンの「空焼き」で問題になるのはこのためで、多くのメーカーが強火の空焼きを禁じている。鳥類は人よりはるかに感受性が高く、キッチンの近くで小鳥を飼っている家庭ではとくに注意される。

通常の調理(油や食材が入っている状態)では鍋の温度は油の発煙点前後で頭打ちになるため、この温度域には届きにくい。危ないのは中身が空のまま強火にかけて忘れるケース。

これは医療アドバイスではない。加熱後に発熱や息苦しさが続く場合は受診を。

関連する用語

pfas,smoke-point

出典

  1. Polymer Fume Fever(StatPearls, NCBI Bookshelf). ncbi.nlm.nih.gov(StatPearls)
  2. ATSDR, Toxicological Profile for Perfluoroalkyls (2021). atsdr.cdc.gov/ToxProfiles/tp200.pdf

定義には出典をつけ、随時見直しています。編集部が責任を持って管理し、誰でも編集できる方式ではありません。だから信頼と鮮度を保てます。

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